豊田市は平成24年5月現在、14,060人の外国人登録があり、全国的にも集住地域と言われる町です。豊田市に住む外国人のうち、0歳~19歳までの子ども・青少年は2,625人、20歳~29歳までの若者は3,506人で高齢化する日本人社会に対し、外国人の若年者人口の割合が高い傾向があります。

  

夢育プロジェクトは多くの外国人の若者が、それぞれの能力を活かし、活躍できる豊かな地域社会づくりを目標に、地域の国際理解と外国人の若者の健全育成に寄与することをめざしています。

2017年度の活動

  

お茶づくり、販売

 毎年恒例のお茶づくりを本年は2月ブラジル人学校の生徒やトルシーダの学習者が行った。茶畑で寒茶を摘み取り、蒸し、揉み上げ、その後交流館で乾燥を行った。40g入り寒茶の完成品200袋を仕上げた。

 2月末にはお茶の葉入りのクッキーを作成した。

 3月4日豊田産業文化センターで行われた市民の誓いシンポジウムの活動展示の場で、外国籍の子ども、若者たちが来場者に寒茶の試飲、クッキーの試食を勧めて、日本語での販売体験を兼ねてお茶の販売をした。

  

  ブラジル人学校EAS課外研修

 10月17日浄水交流館でEAS高校1年生33名が参加し、課外研修として、茶道体験の講習が行われた。茶道体験は日本文化の理解のため行われたもので、慣れないながら正座し、抹茶をいただき、和室での歩き方、お辞儀の仕方など学習した。

 

なごやメッセ、豊田ビジネスフェアの見学

 11月10日名古屋港金城ふ頭で行われたなごやメッセ、3月16日豊田スカイホールで行われた豊田ビジネスフェアを外国籍の就労を目指した若者たちが見学した。事前に調べたブースを訪問し、担当者に質問を投げかけた。日頃の日本語学習の成果を試すと同時に、就労の際必要な事柄を確認出来てよかったと感想を述べていた。

 

職場見学、職場体験

 外国籍の若者たちが日本の文化、習慣に慣れ、就労するためには、職場のルール・マナーを理解し、職場に溶け込めることが大切です。その手始めとして夢育プロジェクトではいろいろな企業の協力をいただいて職場見学、職場体験を進めています。

 2017年度に実施した職場見学・職場体験次のとおりです。

レストラン「ステーキワン」・・・フロア清掃、水提供、食器片づけなどの仕事を各自2日、延10名が体験。

 

プレステージホテル・・・部屋の清掃、レストランのサービス、フロントなどの仕事を各自2日、延12名が見学・体験。

 

カレー専門店「壱番屋」・・・豊田市内3店舗でキッチン、ホールの仕事を各2日、延8人が体験。

 

自動車部品工場「サンワ株式会社」・・・工場見学及び部品検査を体験。2名が2日間実施。

 

食品スーパー「えぷろんフーズ」・・・市内3店舗で2日間、3名が職場体験。商品棚の整理、食品のパック詰めなどを経験した。

 

 

 

 

 

 

外国籍の若者たちの夢を育てたい

中日新聞26年7月20日ニュースを問う (火, 22 7月 2014)
「外国人労働者を人手不足の数合わせの調整弁としていていいのだろうか。日系ブラジル人2世は日本人でも海外留学生でもない、日本人と同じ土俵で競争を強いられている。若いブラジル人の生き方に目を向けて、この25年間を検証する必要がある。」というのが中日新聞経済部 白山泉記者の主張です。全く同感です。
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職場体験の事前研修 (Mon, 21 Jul 2014)
9月に職場体験を計画しています。そのため8月に事前研修をやります。安城のNPO法人虹の会加藤早苗先生に依頼中です。事前研修の内容について意見、アイデアを求めます。
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ホームページはこちら! (Sat, 19 Jul 2014)
夢育プロジェクトのホームページとブログができました!〓ホームページのトップにて、ブログの記事を読むこともできます〓夢育プロジェクトのホームページ地域の皆様のご支援を必要としています。関心のある方は気軽にお問合せください。
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